友ヶ島の自然に癒された話。中編(夜)
前回の続きです。
かなり急ぎ足で書き殴ってしまったので、今回はのんびりやります。
海辺でおじ様と1杯やったあと、特にやることもないのでテントに戻ります。
酔いのせいもあって、シュラフに入ってすぐ落ちました。
時間は19時30分。
そして…
目が覚める…
時間は0時…
何気なくスマホを開き、しばらく経った。
するとテントの隅からカサカサ音が聞こえる。
どうやら虫がテントを登っているようだ。
ちなみに私のテントは一切の隙間がなく、通気のため天井の中心部分(骨組みの交差してる場所)あたりがメッシュになってます。
普段そのへんの虫には微動だにしない私ですが、なんかデカい気がする…。
カサカサは徐々に天井の方へ…
そして遂に姿を現しました。
巨大ムカデさんです。
パッと見で10cmはあろうかという銀冠サイズ。
しかも私はこれをメッシュ越しに見上げています。
あのグロい腹部を…
戦慄する私をよそ目にムカデさんは侵入口を探しています。
しかし、鉄壁の我が城に隙などなく、しばらくウネウネしたあと去っていきました。
その後、私は2時まで眠れませんでした。
これからの時期、キャンプのシーズンですが
同時に虫さんのシーズンでもあります。
虫は光に集まります。
夜テント内で灯りをつけると後悔しますので、注意してください。
というのが、前編の終わりに言っていた事件です。
またちなみにですが、ムカデさんは海辺に多いそうです。
もちろん山にもいますが。
そしてこの南垂水キャンプ場、夜になるとシカさんが現れます。
夜中トイレに立つと、姿は見えませんが逃げる足音が聞こえました。
奈良のシカとは違い、人に慣れてない完全な野生なので、近寄ってくることはありません。
あ、トイレといえばここのトイレ。
バイオなんちゃらトイレ
というやつです。
流すと茶色の水が流れます。
汚水ではありませんが、見た目は威力がありますので、女性の方は抵抗あるかも知れません。
追い討ちをかけると、
トイレは男女兼用です。
友ヶ島もかなり有名になってきているので、このあたりの施設にも力を入れてほしいとこですね。
そしてキャンプの夜といえば、星空ですが。
この日は残念ながら曇ってて、なにも感じませんでした。
なにかと間が悪い私です。
月明かりはよかったんですけどね!
バタバタと静かな事件が起こり、
夜が終わり、朝になります。
ムカデさんの話が長くなってしまって、二日目の話が目立たなくなってしまいそうなので、
今回は外伝ということで…。
二日目は次回かきます。